本部校ブログ

2024/05/25

くり返す  杉村

 こんにちは。

 人間は,学習したことを,①20分後に42%を忘れる。②1時間後には半分以上を忘れる。と言われています。

【※「エビングハウスの忘却曲線」(ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスが発表した「時間の経過とともに人間の記憶がどのように変化していくか」を示したグラフから。)】

 「結局忘れるなら勉強したって意味ないじゃん!」という子供たちの声が聞こえてきそうです。

 ところが,これは「反復すること」行為によってが忘れにくくなるという事がわかっています。学んだ直後から物忘れは始まりますが,忘れる前に復習,つまり学んだ内容を思い出す時間を作れば、記憶は定着し、だんだん復習時間は短くなります。

 中学生や高校生の勉強の様子を見ていると、英単語を一度にまとめて覚えようとしている姿がよく見受けられます。しかしエビングハウスによれば、一日で半分以上を忘れてしまうのだそうです。とてももったいないですよね。

 英単語の勉強をした分だけ、勉強したその日の夜に復習する、など復習の時間を設けることが重要です。人間は忘れることが当たり前なので、英単語を記憶に定着させるには覚える→忘れる→思い出すの繰り返しが必要になります。

 期末テストの勉強をスタートする時期です。「繰り返しをすることで定着する」これを意識して勉強してください。

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