本部校ブログ

2024/05/07

ある日のこと  杉村

  こんにちは。

 ある日の事です。とあるホームセンターに買い物に行ったら,幼稚園くらいの兄弟が大声を出して店舗の中を走っていました。「危ないなあ,」と思い,その場はやり過ごしていたら,しばらく経って今度は,私の方に向かって,高いテンションで走ってきて危うくわたしは彼らと激突しそうになりました。

 私は今度はやり過ごすことなく「(こんなとこで)走ったら危ないよ!」とすこし強めにその子たちに行ったら,若い感じの母親がその子たちに近づいてきて,「・・・だって。駄目だよ。」と言って子供と一緒に立ち去っていきました。「・・・」には私が先ほど言った言葉が入ります。

 「何それ??」と,私は絶句したものです。自分の子を叱りもしない。自分の子供がどんなに悪いことをしているか認識がない。許していたら子供がどうなる可能性があるのか,その想像力もない。わたしは危険性を感じ,ひと様のお子さんを叱ったわけですが,その母親は「私の子どもに,何文句言ってくれてんの?」とでも言いたげな目つきでした。まるで一瞬,私自身が悪ものになったような気分でした。

 その後,モヤモヤした気もちがしばらく晴れませんでしたが,その子にとってためにならない,よくないと思うことは「叱るかどうか」はともかく,大人としてしっかり伝えていくべきだという事はあらためて自分の中で再確認しました。そこで逃げてはいけない,と,気持ちを新たにしたものです。今では学校の先生もあまり叱らない,とききます。これも”時代”?それもまた考えモノという気がします。

 

 本部校BLOG 一覧へ 
Page topPage top