本部校ブログ

2024/01/18

受験生の勉強時間  杉村

 こんにちは。

 私立の入試が始まるまで,いよいよ残りあと20日ほどです。公立高校に向けては50日を切りました。

 「夢をつかむための努力」ができる時間が,もう限られてきました。刻々と少なくなってくる時間に,時間というものの貴重さを感じるはずです。

 以前から受験生には勉強時間の申告をしてもらっています。受験生は,まだまだ(勉強が)できると思います。また,残り時間を何に使うべきなのか,時間の使い方をしっかり見定め,中身の濃い勉強を心がけねばなりません。勉強の時間の長さ,今日は「何時間やった」とか,それ自体が目標になってはいけません。できないものをできるようにする姿勢や気持ちがつよければつよいほどやらなければならないことが増えるものです。「今憶えておかなければ」「今できるようにしておかなければ」という気持ちが強くなれば,さらに追究しようとするための時間が必要になるからです。この時期にたやすく「時間になったから今日の勉強は終わり」と容易に問題集を閉じて勉強に切りをつけられるのはおかしいと思います。
 

 テキストの問題を解く時間以外に,構文や用語を覚えたりする時間。できるようにするまで演習する時間,やらないと不安になってくるから手を抜けない,・・時間がもっと欲しい,こんな状態になったら「気づいたらこんなに勉強していた。」となってくるはずです。勉強時間が多い人は勉強の中身が濃いから,結果的に時間がついてくるのです。

 時間数よりも質が大事なのはもちろんですが,勉強時間の多い人の方が質の高い勉強をしている人が多い,私はそう思います。




 

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