それは古い（？）　橋本

中学校のテストでは「教科書どおり」で出題し、最新研究はとり入れないことが鉄則になります。

この時期の中3のテスト範囲である「進化」の分野は特に研究が進んでいる分野で、映画ジェラシックワールドなどは最新研究に基づいて作られているので、教科書の内容とかなり違います。

今回の範囲の主人公ともいえる「始祖鳥」のような羽毛を持つ恐竜は、映画では特別な存在ではありませんでした。

 

（映画の中では、わりとどの恐竜にも、羽毛がありましたよね）

また、親世代が「生きた化石」（魚類と両生類の間）と習ったシーラカンスも、沼津港深海魚水族館の館内の説明では「魚類になる前」だと言われています。（新聞にもそのように発表されています）

時代の流れが早いからこそのジレンマですが、一応その説明もしたうえで「テストで点数が取れる知識」を学習していきます。

東部中は技能教科直前ですね。中3生は今日は技能対策の日です。

橋本

※写真は、映画の半券でできるクレーンゲームでとった、我が家の始祖鳥です。