受験戦士　　杉村

　こんにちは。

　気づけば夏休みも中盤に入ります。ここからが早いです。来週はお盆時期の休みに入りますが，それが過ぎれば後半です。受験生は，ここからさらに一段階ギアをあげて過ごさなければなりません。

「心構え」と「行動」が，受験生のそれへと変わった生徒がどのくらいいるのか。生徒個々の授業以外の取り組みの様子がそれを表しているように思います。まずは，テキスト（問題集）への取り組み姿勢。どんどんやりこなしていく生徒。一方でやりこなすスピードに勢いが感じられない生徒。

　講習時に行っているテストの数々，合格点に達せず追試になってしまったら翌日にはすぐ追試をやって合格している生徒。一方で追試をため込んでいる生徒。教師から指摘されてからやる生徒。

　夜に教室に自習しに来て，勉強に没頭する生徒。家でのリラックス状態からなかなか抜け切れず，貴重な夏休みの一日を学習成果として実りのないもので終わらせてしまう生徒。

　あらゆる事の取り組み方に生徒間でかなり差が生まれてきているのが事実です。それはやがて学力における差となり，競争を勝ち抜く力を養って受験を迎える生徒と，競争するのに十分な力がつくことなく不安なまま受験を迎えることになる生徒との差になります。

　私たち教師陣にも成果は問われます。夏を終えた後，指導した生徒たちをどれだけ受験生へと変えることができたのか，ということです。私たち教師陣の生徒への働きかけの結果，塾生が一人でも多く「受験戦士」になってくれることを願いながら，あと残りの指導を頑張ります。