改革は瞬時に　（中3）　　杉村

　こんにちは。

　期末テストが終わり，中3生は，間もなく受験に向けて本格スタートとなります。

　運動部は，中体連の大会がスタートします。その大会が終われば部活動から引退します。毎年，多くの中3生はこのタイミングで受験勉強をスタートします。

　中3生にとって，部活が終わった瞬間にすぐ受験生相応の行動に出ることができるかどうか，ここが問われます。「受験生になる」とはどういうことか。受験生としての行動がとれてはじめて真の受験生なのです。

　部活が終わって練習がなくなると，今まで部活に費やしてきた膨大な時間をどう使うか，ためらう人も出てくるでしょう。これから受験勉強に入る前に「少しくらい遊んでもいいだろう」とか，「夏休みに入ってやればよい」というような甘い気持ちが起こります。そして，遊び中心の生活がしばらく続くと，その後切り替えが難しくなります。ズルズルと先延ばしになり，気がついたら夏休みが終盤に近付いていた・・・。なんてことになったら大きな損失です。

　そこで「改革は瞬時に！」というのが大きな決め手になります。部活が終わったその瞬間に間髪入れずに勉強中心の生活に切り替えることです。部活中心だった今までの生活が大きく変わる時，ここに甘い時間を挟まないことが大切です。そうすれば夏にはみな受験生の眼差しになっていることでしょう。