学力調査とは…岩本

受験生は9/5に学力調査が実施されます。実はこの学力調査，中１・中２は来年の１月に予定されています。
いったい何のために学力調査があるのでしょうか。
いつも受けている定期テストは２～３単元を範囲としたテストです。この定期テストは主に通信簿に反映されるテストと考えて頂ければ良いかと思います。
一方の学力調査は範囲のない実力テストです。静岡県の場合公立高校の合否は，通信簿(内申点)と当日の入学試験の点数で決まります。この当日の入学試験の点数のシミュレーションが学力調査になると考えて下さい。高校を受験するとなれば，学校の先生たちは(塾の教師ももちろん同じですが)通信簿の点数は把握できます。しかし当日のテストに関しては受けてみないと分からないというのが正直なところです。そのために学力調査を実施することでみなさんの実力をはかるのです。中１と中２は年に１回，受験生は9月と11月末の年に２回学力調査があります。もちろんこのテストが悪いからと言って合否に影響することはありません。しかし学校の先生や私たちが学力調査の点数を見ると何となくどの高校なら大丈夫だろうということは判断できます。つまり通信簿(内申点)と同じくらいの重みがあるのです。
今受験生がたくさん塾に来て勉強しているように，実力を伸ばしていくにはたくさんの時間がかかります。
受験生は間もなく学力調査です。夏のやってきたことを思いっきりぶつけて下さい。中１と中２も中間テストが迫っているので頑張るのは当然ですが，『１月の学力調査』も頭の隅に入れておいて下さい。