2024/03/03
入試当日は、それぞれ程度の差はあれ、緊張するものです。普段とは違う時間に、普段とは違う場所に行くのだから、それだけでも気持ちの面で負担は大きいですね。
そんなとき、無理に緊張を解こうとする必要はありません。「なんとか平常心を保とうとあれこれやってみるけれど、ますます緊張が高まって逆効果だった」と話してくれた先輩たちもたくさんいます。多少緊張気味であっても、桐光でここまで頑張ってきたのだから、実力をしっかり出せるはず。安心して試験に臨んでください。
それでも、少しでも冷静になりたいという子は、試験が始まる前に「きっとできる」と小声でつぶやいてみましょう。(自分に聞こえるぐらいの小声でいいですよ)。そして1科目が終わったら、テストができてもできなくても、(もし仮に試験中に絶望的な気持ちになっていたとしても)、「よくできた」とつぶやいてみる。そして、次の科目のことを考えましょう。せりふは、前向きな気持ちになれるワードならなんでもOK。
元メジャーリーガーのイチローさんも、こう言っています。
前向きに食事をし、前向きに買い物をした。
何事も前向きに行動することが可能性を生む。
自分で無意識にやっていることをもっと意識しなければならない。
試験場で口を動かし、自分を肯定する言葉を、自分の耳でも聞くことで、その科目が「終わった」と区切りをつけて、前向きな気持ちになることができます。そうすれば、さっきまで感じていた緊張感は消えて、集中力がアップしているはず。そうなればもう大丈夫ですね。
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