志望校への思い　　杉村

　こんにちは。

　またまた，先日のバスケットボール日本代表のワールドカップの試合には感動しました。何という神業の逆転劇でしょう！日本選手のひとりひとりにパリ五輪に向けた並々ならぬ熱い想いがあったに違いありません。やはり，目標を持つことが大切だし，実現したいと強く願う事が，人間のもつ底力を引き出すのだと，あらためて思いました。

　さて，いよいよ，中3生にとって進路決定にかかわる初めての対外テスト「学調」が実施されます。このテストは11月末にも第2回目が実施されます。高校入試は「内申点」と「得点力」が求められますが，この「学調」では後者の実力面が試されます。この1か月あまりの夏休みの頑張り具合も反映されるテストです。

　毎年，割とすぐに答案が返却されます。結果が出たら，もともと塾生の生徒は，6月末に学調模試をやっていますので，そのときの得点からどれだけ上げられているか，という視点でこの結果を振り返ってみてほしいと思います。1か月間の自分の勉強の取り組み方を反省する材料にもなります。そして，このテストが終わった瞬間，次は中間テスト，つまり内申点アップに向けての行動にギアチェンジしていかなければなりません。

　2学期は4か月にもおよぶ長い期間です。寒くなるころには受験に近づいていくのをひしししと感じられるようになり，精神的なプレッシャーも加わってきます。様々な試練を乗り越えていかなければなりません。それを支えるのが「志望校」へ何としても入りたい，という熱い想い，です。この目標への想いが強い者ほど，ブレずに頑張り通すことができるのではないかと思います。