2023/08/30
こんにちは。
バスケットボールのワールドカップが盛り上がりを見せていますね。残念ながら強敵オーストラリアとの一戦では負けてしまいましたが,世界ランキング3位にも食らいついていった選手たちの戦いは感動モノでした。次のパリ五輪に向けた選手の言葉には,強い意気込みと大きな自信に満ち溢れています。何よりもフィンランドとの一戦で「超逆転劇」を演じた自分たちに強い自信がついたのでしょう。私もバスケのにわかファンになりました。楽しみでしかありません。
さて,まもなく2学期がまもなく始まります。受験生にとっては本当に大切な学期が始動します。
そこで今,受験生に問いかけてみたいと思います。生まれて初めての受験にのぞむ1週前の自分の精神状態やプレッシャーというものをみなさんは想像したことがありますか?と,・・・。
それはかなりのものだと想像できますよね。その不安やプレッシャーをはねのけて当日しっかりと闘うためには唯一の手段は自分の中に宿る,内なる自信です。その自信が不安やプレッシャーをはねのけてくれます。
その自信はどうやったら培うことができるでしょう?それは,自分の中に「自信の根拠となる成果」をつくりあげることです。
例えば今後も続いていく「標準模試」などの成績でよい判定を何回か出しているということであれば,それは自信の裏付けとなります。特に数字で示される合格可能性や偏差値などが出せれば,恐れずに受験に向かっていきやすくなります。
逆に,仮に自信がなく不安ばかりにさいなまれていたら大変です。受験会場に行っても,足はガタガタふるえ不安にさいなまれ,浮足立ってしまいます。せっかくここまで頑張ってきても本来の力の半分も力を出せずに終わってしまう可能性だってあります。
合格するためには,当日自分の心に,「(勉強を)あれだけやったんだから大丈夫!」「あれだけの成果を出したんだからイケる!」と思えるように,何よりも勉強をして努力を続けていくべきです。
これからの受験までの日々は,半年後の受験本番の当日に戦いを前にした自分自身に対して,「自信」という名の大きな贈り物を届けるための道のりです。
Copyright(C) 桐光学院. All rights reserved.