中郡校ブログ

2025/06/21

鬼のいる塾 鈴木

夏期講習の受け付けも始まり、連日、お問い合わせをいただいています。

ありがとうございます。

そういった中、ある保護者様とお電話させていただいたときの話です。

その保護者様は、塾生、もしくは卒塾生の保護者様のご紹介でお電話いただきました。

色々とお話させていただく中で、こうおっしゃっていました。

保護者様「中郡校の塾長は鬼のように厳しいと聞いています。」

えっ!

鬼!?

私が⁉

「そうとう厳しく指導していただけると聞いています。その分、成績も伸びると。」

「現在、他の塾に行っていますが、先生がやさしすぎて全く勉強しないので、鬼のように厳しい先生に見てもらいたいと思っています。」

確かに、宿題を忘れていたり、授業中、集中していなかったりした場合は、厳しく指導することもあります。

しかし、鬼とウワサされるとは。

私も褒められているのかどうなのか、なんとも言えませんでしたが、指導する中でやさしいだけではもちろんダメです。

現在、他塾から桐光に来て下さるお子様も非常に多いです。

やはり、お子様をしっかりとサポートしている部分を評価いただいていると感じています。

小学生・中学生ですから、まだ自分の甘さに負けてしまうこともあるでしょう。

そこを、しっかりとやり切るために、厳しく宿題を管理したり指導したりする必要は絶対にあります。

宿題を忘れて、次でもいいよとやさしく言うことが、その子のためにとって本当に良いのか。

私は、その子の全力を出し切るためには、それは本当のやさしさではないと考えています。

今、しっかりとがんばれば受験校を1つ上にできるかもしれないのに、次でもよいという考えはその子のためにはなりません。

私も「次でいいよ」と言えたら、どんなに気持ちが楽か分かりません。

しかし、それではその子のためにはならない。

私が鬼かどうかは分かりませんが、生徒たちひとりひとりが本気でがんばれる場所であるために、私も心を鬼にしてその生徒のために本気で向き合っています。

鬼がいる塾。

それは、生徒に対してというよりも、私が自分自身に対して厳しくしていることの現れなのかと思います。

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