きっかけをつかめ！　　杉村

  こんにちは。

　私が過去教えてきた多くの生徒の中で，成績がアップした生徒たちはたくさんいました。そのきっかけや個々の状況を見ると，以下のような傾向があるように思えます。

　例えば，桐光に入塾した→それがきっかけとなり，周囲の環境が変わり，いろいろな刺激をもらえたことで勉強量増えた。→得点がアップした。→さらにやる気が増し，勉強をする意欲がわき，勉強量が増える。→さらに結果が上がる。最初のきっかけは入塾とは限りません。刺激を受けるきっかけは何でもよいのです。

　以上の例のように「正のスパイラル」に入る気かけが大事です。そのあと油断することがなければ成績は維持，もしくは向上し続けます。一度成功体験をすることが飛躍的なアップのきっかっけになる，という事はよくあることなのです。

　「負のスパイラル」はその逆です。「勉強をやらない」→「結果が出ない」→「さらにやる気が削がれる」→「成績が落ちる」きっかけを得られないまま中3まで行くと受験に間に合わなくなるほどの痛手を背負うことになり，入試が終わるまで悩み続けます。

　上のような正のスパイラル「成功体験」を作るうえで絶好のタイミングが「定期テスト」なのです。たとえ，1教科でも努力して結果が出ればうれしいものです。次には「頑張れば自分だって成果が出せるじゃないか」と自信が芽生えてくれば次からの気持ちの入り方は違ってきます。今年度の最初の大きなテスト，1学期期末テスト。正のスパイラルに入るきっかけをつかむチャンスです。