無駄なこと　　杉村

　こんにちは。期末テストに向けて，対策日程も配布されました。テスト範囲もまもなく発表されることでしょう。頭の中をテストモードに切り替えるときが来ました。まずは何から手につけたらよいのか。そこがポイントです。特に，中1生にとっては，初めての期末テストになります。詳しくは28日の「中1定期テスト説明会」で取り組み方をお話しいたします。

　まずは何に取り組むべきか？私はまず提出すべき学校「課題」に取り掛かり，真っ先に仕上げてほしいと思います。間際になって，焦って仕上げるのではなく，早いうちから丁寧に気持ちを込めてやることが大切です。内申点に結びつく評価につながるからです。

　さらに，それに取り掛かる時に注意することがあります。「提出」それ自体を最終的な目標にしてはいけません。課題にしても追試にしても，身になっていなくては，やる意味がありません。課題提出がただ仕上げただけ，提出すればよい。追試にしても答えを覚えこんだだけ。これは大変無駄なことです。

　「追試」だったらまた別の機会に同じテストをやったとして自力でできるようにしなければ意味がないのです。「課題」の提出ならばそれ自体は評価されますが，テストで自分の力として発揮できるようにするための力がついていなければやる意味はありません。
　

　せっかく時間をかけて勉強するなら，無駄な勉強をするのではなく，価値ある勉強をめざしましょう。