2023/05/11
こんにちは。
このところ,中2の野外活動や修学旅行もあったことがあり,自習室に来る人が少ないのが寂しく思われます。
さて,最近読んだ本にこんなことが書かれておりましたので紹介します。
「例えば,何とはなしに一つの机の引き出しの整理を始めてしまったら,しばらくして気持ちが入ってきて,すべての引き出しの整理をしてしまって,そのうえ机周りまで整理がはかどりスッキリした,・・・
なんていう経験はないですか?」…誰でもありますよね。
さらに『脳の中には「やる気」を生み出す場所があるといいます。(「側坐核」という)この場所の細胞が刺激を受けると「やる気」が生まれるのです。』『しかしこの場所はあまり反応がよくないため、何らかの方法で刺激を与えてやる必要があります。その一番手っ取り早い方法が「とりあえず作業を始めてしまう」ということなのです。
これは勉強の場合にも言えるのではないでしょうか。いわば「とりあえず作戦」です。やる気がイマイチなくても、とりあえず机の前に座る。そしてとりあえず積極的なやる気は起きていなくても,教科書を開いたり,書き取り帳をひらいてやらなければならない宿題の書き取りから始める、ということです。
「…実際に体を動かしたり、頭を使ったりすることにより刺激を受けるのです。その刺激により脳のなかでやる気を生み出す神経伝達物質が発生する」とあります。その目安は「4分」と書いてありました。
例えるなら自動車の「暖機運転」。そこからやる気が徐々に出てくるはずです。個人差はあるでしょうが他にもいろいろと科学的根拠が書かれていていました。この本の著者は脳科学者,大いに科学的に裏付けもあります。
例え,今はあまり気がなくても,とりあえず桐光に行って自習室の机に座りましょう。
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