2024/11/16
今回のテスト対策期間中、あるクラスの生徒たちに話したことがあります。
今回の課題チェック日は11/10(日)でした。
多くの生徒が課題を終わらせていたのに、そのクラスは、校舎に来た時点で課題が全て終わっていた生徒は数名。
その日の対策授業中に終わった生徒もいましたし、終わらなかった生徒も多くいました。
私も、終わらなかった生徒の保護者様に連絡。
心が痛い連絡でした。
あと数時間で終わるのなら、しっかりとその数時間を提出前に取って、終わらせてから来てもらいたかった。
ラインでやり取りさせて頂く中、保護者様の気持ちが痛いほど伝わってきました。
私から生徒たちに話しました。
みんなが課題が終わらなったから、先生からお母さんたちに「終わらなくてすみません」、お母さん方から先生に「終わらなくてすみません」。
終わらなかったのが君たちなのに、先生とお母さんが「すみません」。
そして、お母さんたちからラインもたくさんもらいました。
どのお母さんも、みんなの姿を見て心配しているよ。
勉強大丈夫かなと心配しているよ。
みんなが思っているよりも、心配しているよ。
みんなにそれを直接言わないお母さんもいるかもしれないけど、お母さんたちとのやり取りから、本当に君たちのことを考えて、大丈夫かな、勉強しっかりできているのかなと思ってくれているよ。
あと数時間で終わる課題が終わらなかった。
これは確かに心配。
お母さんに「大丈夫?」と聞かれて、適当に「大丈夫。」と答えていた子もいたんじゃないかな。
終わっていなかったことを、先生も内緒にはできないよ。
お母さんたちは心配しているから。
別にお母さんのために勉強しろとは言わないよ。
だけど、みんなのことを考えて心配してくれていることは知っていて欲しい。
どのお母さんだって「勉強しなさい」って言いたいわけじゃない。
だけど、心配させる君たちがいるから、言わざるを得ないんだよ。
今回、うまく勉強できずに課題が終わらなかった子は、今一度、自分の勉強を考えて。
自分のために、点数を取るために、同じことにならないように、次に活かして。
そろそろ勉強にも目を向けてがんばらないとね。
生徒たちは、私の話をしっかりと聞いてくれていました。
最後のテスト数日、桐光でかなり集中して取り組んでくれていました。
偉そうに言うわけではありませんが、私も人の親になり、子どものことが本当に心配です。
まだ2歳ですが、オムツトレーニング大丈夫かな、保育園で迷惑かけていないかな、心配ごとは尽きません。
だからこそ、保護者様に任せきりになるのではなく、私も生徒たちともしっかりと向き合って、保護者様の助けになるように指導していきたいと思っています。
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