できるだけ・・・　杉村

こんにちは。

毎年，この時期の学校の学習進度はゆっくりと進めています。私の担当する英語について，毎回のように学校の進度確認をしますが，遅々として進みません。どの学年もそうですが，なかなか最初の単元に入ることもなく，復習や自己紹介などの内容をくり返しています。まもなくGWの連休に入りますが，さすがにGW明けから約1か月後には期末テストがあるため，急に猛スピードで進度が進みだします。

実は2学期にも，同じようなことがあります。2学期は学校行事がたけなわの時期で，特に「体育大会」，また「合唱コンクール」と，この2大イベントの前は進度が遅まります。練習や打ち合わせなどで授業がつぶれます。1年間を通して教科書を終えなければいけない学校の教師は，また年度末になって再び進度をあげていきます。年度末の教科内容が複雑で難しくなってきた頃にこそむしろ丁寧に時間をかけて教えてあげてほしいのですが，春の時期のゆっくりとしたペースで進めたしわ寄せが年度末に来るのです。そこで猛スピードで無理やり終わらせる。その弊害は生徒に及びます。

私たちは週に一度の授業，でも英語なら学校では4時間もあります。我々はこの1時限の授業のなか計画的に内容を凝縮して要点を明らかにして演習も加えて進めて行きます。したがって，できるだけ塾の欠席はしないようにしていただきたいと思います。1回の授業を休むと大きな損失です。（もちろん，病気の場合やどうにもならない用事がある場合はそのかぎりではございません。またその際は個別授業でもフォローできます。）もうひとつの「できるだけ」は個別授業です。週に一度の集団での通常授業の内容を演習させる機会も多く持ちたいと思いますのでこの個別授業も時間の許す限りご参加いただきたいと思います。保護者様にはご送迎等のお手間をかけてしまいますが，ご協力を重ねてお願い致します。