音読の効果　　杉村

　こんにちは。

　中郡校の中1生は元気が良い子たちが多いクラスです。

　中1のこの時期は生徒たちも元気な声が出るので，それを利用して英語では「音読」の機会を多く持っています。単語にしろ英文にしろ，私の発音の後にリピートしてもらっています。リピートの声は必要以上に大きいくらいです。

　中3になると，これがうってかわって全く声が出ません，羞恥心が芽生えますので。また変声期の途中，もしくは後半ですので出たとしても地を這うような声で「アーィ，アーム，ハッピー」と言われても，ちょっと続けたくなくなります。

　英語は他の教科と違い，「言葉」の勉強です。理論よりも，「まねる」ことが大事です。「学ぶ」より「まねぶ」ことです。

　音読の効果を強調している論文も多いです。脳への道筋は「耳」「目」「口」とあります。それをフルに使う事が大切です。それに「書く」が加わることで単語も早く覚えます。

　私も中学生の頃ビートルズの歌詞を歌って覚えました。意味はよく分からなくてもフレースはたくさん覚えました。

　特に中1では，これからも音読を積極的にやっていきたいと思っています。