桐光の宿題について　　　杉村

こんにちは。

桐光学院に関して，皆さんが感じている印象にのひとつに，「宿題がある」または「宿題が多い」というものがあると思います。

「宿題」は必要不可欠なものと考えています。そしてこれは我々の信念のもとずっと続けていることです。

桐光の通常授業の時間はすべての教科，週1回です。学校は，例えば英語ならば週4回あります。私たちはこのたった一コマの時間でポイントを絞り，わかりやすく教え，定着するように演習をさせていきます。特に，英語・数学など演習がかなり重要な要素となる教科は演習時間は多ければ多いほどいい。せっかく授業で「理解した」と感じてもらっても，演習を経て定着させなければ，元に戻ってしまうのです。できるだけ演習時間をとるようにしていますが，この演習を必要な量，家でやってほしいというのが桐光の宿題です。

やってきたかどうかのチェックも教師自身の手で必ずします。授業を終えたらできるだけ早い時間に演習を積む。早ければ早いほど定着します。個別をたくさん受けようと働きかけるのも，自習を推奨するのもひとつには演習重視の考えから来ています。

私たちが作る生徒へのアプローチを保護者様には常にご理解いただいて協力していただいてきました。その結果，多くの生徒が最後に合格を勝ち取り「ありがとうございました」と言って桐光を巣立っていきます。

どうか生徒たちには，我々の指導を信じてついてきてほしいと思います。また保護者様には重ねてご理解をお願いいたします。