2024/03/24
こんにちは。
3月の新年度の始まりから,新中3,新中2を対象に,毎回の授業で春の確認テストを実施しています。英語は単語テスト・理社は用語のテストです。
中1・中2どのクラスもクラス全体がしっかりとこのテストに向け合格しようという機運が満ち,自習時や授業でも早めに来て家で覚えてきたことをさらに確認するという場面が多々見られるようになりました。
中には少し油断をしたり,ミスで合格点を逸する生徒もいます。。合格基準点が高いため,満点を期して勉強してこないと不合格になってしまいます。
明らかに勉強不足という生徒には厳しい言葉をかけたりもしますが,その際の話の中で中には単語を覚えるのが苦手だ,時間がかかると主張する生徒もいます。
たしかに,単語を覚えるスピードに関しては個人差がありますね。ただ単語の習得にはコツがあると私は思っていて,練習してあるレベルまで来ると割と簡単に憶えられるようになります。したがって単語を覚える能力が低いという事では決してなく,練習量が少ないため単語を覚えるのに必要なスキルが育ってないのです。
つまり練習すればほとんどの子は覚えられるのです。覚え方は事あるごとに授業でも話をしていますが,体得するには自分で努力することで身につけるという部分が多いので理論だけでは通用しません。
あるレベルまで到達するまではじっくりと時間をかけて練習をる必要があります。そこに到達すれば今までよりも早く単語を書けるようになります。それまでは忍耐が必要です。それに継続する強い意志も必要です。
たかが単語,されど単語。いずれ来る入試に単語が書けないようではとても太刀打ちできるものではありません。単語を覚えるという事は,中1・中2のうちに体得しておくべきスキルなのです。また,その際に経験した継続する努
力は必ず将来の入試に向けた厳しい勉強に役立つことでしょう。
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