2023/12/29
こんにちは。
桐光の受験生がやっている「入試テキスト」。進捗状況はいかがでしょうか。ノルマもあるので,スピード重視でやっている生徒が多いですが,この時期それは当然必要な事ですが,この冬休みは成果の見込める勉強をしなければ意味がありません。時間は限られてきています。問題を解き,解けなかった問題や間違えた問題を解き直す。これは皆やっていることと思いますが,そこに新たなるひと工夫を加えてほしいのです。
例えば,ある生徒は,ノートの余白にフセンを貼りそれもかなりのページにつけていました。単語や熟語など,自分が問題をやっている中で覚えていないものをあぶりだしていたのです。これがひと工夫というやつです。
英語に関しては語彙力も高めていかなければなりません。いつも語彙を増やす,ということを心がけねばなりません。長文・対話文などの読解問題には重要単語や重要構文がちりばめられています。問題の作成者は意図的に重要文法を使った構文を長文の中に織り込んでいます。単語や熟語もしかり。直接小問に絡むことはなくても,読み進めていくなかで分からない単語や構文は別のノートやフセンなどに書き出して別の時に覚えこむ,例えばそのようなことをすることが「ひと工夫」というものです。入試問題を利用して自分の知識のチェックができます。ただ解いて丸付けをすれば良いという事ではなく,問題を解く中で吸収すべきものをあぶりだし,力にしていくための工夫です。
限られた時間の中で最大限の効果をあげることを追求していく姿勢をもちながら日々の勉強にのぞんでください。
「憧れるのをやめましょう」と大谷翔平の名言がありましたが,志望校への「あこがれ」ではなく「絶対に入るんだ」という強い気持ちをもって勉強してください。
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