2026/09/16
こんにちは。国語・社会担当の鈴木智久です。
前回の記事で、思い込みや読み間違いによるミスを取り上げました。
前回の「封筒」の他にも、「思い込み」が強く感じられる表現にぶつかりました。
小説の問題で、文芸部の中3の生徒が「青春」について顧問の先生と話す場面が描かれた文章が出題されました。本文の最後に、登場人物が「どんな大人にも、青春があったんだよなあ」と思う場面があります。この部分を問う問題が出されたのですが、多くの解答が、
どんな大人も青春していたということ。
となっていました。
小説では、会話の部分があるし、地の文でも口語的な表現が用いられることが多いです。ただ、テストでは、本文から抜き出すのではない限り、口語的な表現は使わず、書き言葉にして解答したほうがいい。
本文に「青春する」とあったら、減点にしようと思ったのですが、この本文には「青春する」はなかった。「青春真っただ中」「青春があった」とは書いてあるけれど。
かなり多くの子が「青春する」と書いているので、中3の子たちのなかでは「青春する」は普通の言葉なのでしょう。でも、まだこの言葉は正式な場面では使えない。
こういった話をすると、「意味が通じるからいいじゃん」とよく言われます。そのとおりです。でも、ここではテストでの話。テストで減点される可能性はとにかくつぶしておくことが大事で、こういった点をゆるがせにしない姿勢が、この後の学力の伸びにつながってくるはずです。
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