2026/07/20
こんにちは。国語・社会担当の鈴木智久です。
個別授業のとき、「脱炭素社会って何ですか?」と質問されました。
このときの私の胸の内は、「しまった!」という後悔の念でいっぱいです。
地球温暖化への対策として「脱炭素社会」「カーボンニュートラル」といった言葉がよく使われているのはもちろん知っていましたが、文字どおり知っていただけで、用語の正確な意味を把握していなかったので、「しまった!」と思ったわけです。
「脱炭素」だから、「化石燃料をなるべく使わないで、温室効果ガスの排出を少なくすることかな」と思い、その場ではそう答えました。
しかし、あとで教科書を見ると、この答えは微妙に違っていました。教科書には、「脱炭素とは、温室効果ガスの排出量をゼロにする取り組みのことで、それが実現された社会が脱炭素社会です」とあります。
「脱炭素」は、英語では「decarbonization」というらしい。「炭化」を表す「carbonization」に、否定を表す「de」がついた言葉。日本語の「脱」より強いニュアンスです(たぶん)。
前掲の教科書の記述には続きがあります。
「しかし、温室効果ガスの排出量をゼロにすることは現実的ではありません。そこで、温室効果ガスの排出量と植物などによる吸収量の総和をゼロにするカーボンニュートラルが目指されています」
これまで「脱炭素」と「カーボンニュートラル」を同じもののように考えていた私は、自分の理解の浅さにがっくりきました。
でも、ただがっくりしているだけではだめなので、質問してくれた子には、教科書の記述を見せて、私の話は正確ではなかった、教科書通り正確に書くようにと伝えました。
いつも子供たちに、問題の記述は正しく読もうと言っている自分が、正確に覚えていなかったことはただただ反省するばかりです。
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