2026/07/17
こんにちは。国語・社会担当の鈴木智久です。
中3に学調対策の宿題テキストを渡してから、個別の質問が多くなりました。これは歓迎すべき状況なのですが、一つだけ、生徒の質問で困ること、大げさに言うと「怖い」と思う質問があります。
それは、社会の質問で「この辺が全然わからない」と聞かれることです。
特定の一問がわからないのであれば、短い解説で解決することができます。しかし、「ある程度まとまった時代の流れ」や「地形と気候」がわからないと言われると、簡単な解説で済ますことはできません。それなりの長さの話が必要になってきます。
ところが、こうした質問をする子たちは総じて長い話が聞けない。だから、質問に答え始めて2分後には、質問者が興味を失っています。この姿を、質問を受けた瞬間に想像できるから、「困る」「怖い」という感想を抱いてしまうのです。
これを繰り返すと、質問すること自体やめてしまう子もいるので、なるべくモチベーションを保てるように、気になる子にはこちらから声をかけていきます。
また、「勉強が身につかない」と感じるときは、無意識のなかで “気分が落ちている” という状況が隠れています。ちょっと質問しただけなのに、長い話が返ってきてテンションが下がった、そして下がったまま話を聞いているので、興味を失ったうつろな反応しかできなくなっている人もいます。
そのときは、こちらの解答を思い切り縮めて、一つのステップだけを示して、理解したかどうかを確認するようにします。「この辺がわからない」と聞かれているけれど、「この辺」の全部はあきらめて、そのうちの一つ二つの事柄に集中したほうが、質問者には満足してもらえるのではないかと考えています。
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