北浜校ブログ

2026/06/21

「やらされ感」を読み替える  (智久)

こんにちは。国語・社会担当の鈴木智久です。

芝本校の校舎長富田先生は、いつも「継続しか力にならない」と言っています。

まさにそのとおりです。でも、こと勉強となると継続するのが難しい。やらなければならないのは分かっているのに、なかなか続かない。どうしてもやる気が出ない。そんなふうに思う中学生の皆さんも多いと思います。

継続しにくい要因の一つに、勉強することは、自分が本当に望んだことではないからということがあります。言い換えると、外から与えられた動機で勉強しているということ。簡単に言うと「やらされている」から続かない。

このやらされ感を無意識にでも感じると、人はやらない理由を探し始めるそうです。「部活が忙しい」「やる時間がない」「明日からはやるから」とさぼる理由はいろいろ出てくる。

勉強を継続的にやるには、このやらされ感をなくし、自分からやろうという気持ちを持たなくてはいけない。それにはどうするか。

答えの一つは、やらされ感を、自分からやろうという気持ちに読みかえることです。

自分の例で言うと、若いころ「運動は身体に悪い」と本気で思っていました。それに出不精だったから、周りがテニスだ、サーフィンだ、スキーだ(スノボはまだ一般的ではなかった)と騒いでいて、一緒に行こうと誘ってくれても、全く乗らなかった。ところが、ある映画を見たせいで、こんな明るい世界があるのならと、屋内スキー場にいって練習し、映画の舞台のスキー場に何度も行くようになりました。映画のような明るく華やかなことは何も起きなかったけれど。

外から言われても動かない人が、その行動の先に手に入るものが想像できると行動するようになる。たとえば、「運動しろ」と医者に言われても聞き流しそうだけれど、三か月後に自信をもって海に行きたいと思えば、ジムに通うかもしれない。

目の前にある課題に取り組むとき、「めんどくさい」と反射的に思っても、いったん落ち着いて「これができたらどうなるか」を想像してみましょう。こうした考え方の切り替えができると行動自体も変わっていくはずです。

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