2026/04/15
こんにちは。国語・社会担当の鈴木智久です。
先日、個別授業で(北浜校ではないが)地理の「日本の気候」について勉強しました。そのとき、多くの新中2が、次のような問題で手が止まっていました。
下のA,B,Cの雨温図は,松本市,姫路市,松江市のいずれかの雨温図です。3つの都市の正しい組み合わせは
どれか。次のアからカまでの中から1つ選びなさい。(「雨温図」も「選択肢」も省いてあります。)
「日本の気候」は、新中2ではまだ学校で勉強していない子たちもいる単元なので、手が止まること自体は問題ありません。
気になったのは、手が止まった後の行動です。手が止まった子たちには、明らかにこの問題は「分からない」ものでした。それでも、どの子も、じっと問題を見つめた後、何かしらの選択肢のを選ぶ。そして答えを見てバツをつける。正しい記号を書く。青丸を付ける。
これはいろいろな意味でよくない行動です。
4/10の橋本先生の記事、そして4/12の相馬先生の記事にもあるように、その問題が分かるかわからないかは「5秒」で判断するのが望ましい。先の個別授業の子たちは、この判断ができていなかった。その点がまずよくないことです。
さらに、この子たちができなかったのは「日本の気候」についての知識があやふやだったせいではない。三つの都市名が設問で挙げられていますが、この都市の位置を示す地図はこの問題にはついていない。そして、この三つの市の位置を、この子たちはみんな知らないのです。都市の場所が分からないと、この問題は答えようがない。つまり、何が分かっていないかわかっていないということです。
個別授業だから、こうした状態にもこちらも明確に気づくことができました。問題に取り組むときに、何を知っていればいいのか、今何が分かっていないのかを、みんなが自分で気づけるように授業を行っていきます。
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