2026/03/31
小学生の春期講習の国語の授業は,国語の問題の考え方について説明しています。授業時間が限られていますので,設問への対処について話をしています。
この問題は,何を聞いているのか(理由を聞いているのか,内容の説明をしないといけないのか,など)。この問題は,どのように答えないといけないのか(抜き出すのか,抜き出して一部を変えるのか,自分で考えるのか,など)。
こういうことに注意しながら設問を読む。授業を1回受けただけではなかなか身につきませんが,設問をしっかり読んで考えることを継続していくと,だんだんと自分の答えの”ピント”が合ってくる。模範解答と自分の答えが近くなってくる。
昼個別は復習内容。復習内容なので,まずは語句の確認。それとともに記述問題も解いていきます。個別授業ですから,記述問題で手が止まっている生徒に対して個人的に説明。
まずは,”状況”を整理するところからスタート。「この問題は,何を聞いているのか。どのように答えないといけないのか」という,小6の国語で話したことと同じことを話す。
それに付け加えて,「〔複数ある〕資料のすべてを使って答えを書く」ということを話す。
私「資料1から,原油について何がわかるの?」
生徒「いつかはなくなります」
私「そうだよね。そのときに”枯渇(こかつ)”という言葉を覚えておくと書きやすいよ。で,資料2から,輸出総額に対する原油の割合ってどうなってる?」
生徒「減っています」
私「そうだね。”原油に依存しない経済を目指す”と書いたらいいでしょうね。依存とは”他に頼って存在する”という意味です。で,資料3から,高級ホテルや巨大ショッピングモール,大規模テーマパークが建設されていることがわかるけど,これらの産業って何業というの?」
生徒「観光業?」
私「そうです。じゃ,資料1~資料3をすべて使って解答を書いてみて。どう書いていいかわからなかったらヒントをだします。」
角度求めの問題で手が止まっている生徒に対して,新中2の社会の昼個別で話したのと似たことを話す。
「与えられた条件のすべてを使わないと答えは出ません。まだ使ってない/使えてない 条件(情報)はないかな。それを考えると答えにたどり着けるよ。考えてもわからんかったら聞いてね。」
それに付け加えて,「角度求めの問題では,図の中のどこかが特別な形になっていないか考える」ということを話す。
特別な形になっているとは,問題には直接書いていないけれど,よく考えたら二等辺三角形になっているとか合同になっているとかということ。
よく考えたらココが二等辺三角形(合同・平行)になっている,ということに気づけば答えにたどり着けるけれど,それが見つからなかったら明日になっても答えは出んよ,ということを話しました。
もしも重要テストが明日に控えてる状況だったら,さすがにこんな悠長なことはしません。とにかく覚えろ! という指導をします。けれども,今は時間がたっぷりあります。だから,なるべく生徒に考える余地を残すようにしています。考えるためのヒントを出して,あとは自分で考えるように促しています。
試験本番には,私はついて行けない。横で答えを囁くわけにはいかない。自力で乗り越えなくちゃあいけない。そのために,自分で考える訓練を積んでいけるような指導を心がけています。
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