2025/11/09
移動中のラジオが貴重な若者文化のインプットの時間なのですが、
最近「チャッピー」という言葉を知りました。
「ChatGPt」の愛称です。
Pが強調されている気がして、良いですね。
Chatの後にGPTかGTPか毎回悩んでいた私にとって、画期的な言葉です。
ときに先日、中3の生徒から
「模試の模範解答の言葉が的確ではないと思います」
と言われました。
酸素の性質は
「物を燃やすはたらきがある」
ではなく
「物が燃えるのを助けるはたらき」
ではないか、というのです。
実に的確で正しい表現です。
バツになることは絶対にないですし、
高校の化学にもつながる、正しい理解です。
ただ模試の模範解答も、そう書いた理由はあるのです。
「教科書表記の通り」
です。
それこそ理科の世界で「正確な表現」を追求すると、難しい言葉になりがちで
表現を理解するだけで相当な知識が必要になります。
なので、義務教育の学習内容は正確さとわかりやすさのバランスを追求することになります。
最新研究が反映されにくいのも、それが理由です。
その生徒には着眼点と考え方の正しさを褒めたあとに、そんな話をしました。
言葉に疑問をもてる力は、確実に人生を豊かにします。
ぜひ大事にしてもらいたものです。
橋本
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