北浜校ブログ

2025/10/09

模試の監督をして感じること   大田

サッカーの監督の言葉

だれが言ったのかは覚えていませんが,次のような言葉を何かの本で読んだ覚えがあります。サッカーの監督の言葉だったと思います。(ブログで何回か書いたネタですけど)

良いフォワードがいれば試合に勝てる。良いディフェンダーがいればタイトルを取れる。

ほんまそれ。

良いフォワードがチームにいてくれれば点が入りやすいですから,試合に勝つ確率が高くなります。けれども,そのフォワードが毎試合ゴールを決めるということはなかなか難しいです。調子が悪いというときもあるでしょうし。

もちろん,過去には西ドイツ代表として62試合に出場し68点という,試合数よりも得点数の方が多い(良い意味でどうかしている),ゲルト・ミュラーのような選手もいましたが,現代サッカーではたぶん難しいでしょう。

良いディフェンダーがいれば,点を取られにくい。長いリーグ戦の期間にはチームの調子が悪い時もある。そんなときに失点を最小に抑えれば,最悪でも引き分けに持ち込めて勝ち点をゲットできる。

そうすればリーグ戦のタイトルを獲得できる可能性が高まる。

たぶん,そういうことを言いたいのでしょうね,この言葉は。

解き直し

テストもスポーツの試合と似ている所があって,調子のいい時と悪い時があると思います。

調子のいいときは”おめでとう”って感じですが,調子の悪い時にどうするかが大切です。

テストでも調子の良し悪しに関係なく,失点を抑えることが必要です。

どうしたら失点=ミス を抑えることができるのか?

人間はミスをする生き物ですから,「ミスをするな」というアドバイスはなかなか効果が望めません。

ミスをするんだという前提で,見直し,いや解き直しをすることが重要です。

見直しは,ただ見ているだけ。ミスを発見しにくい。解き直しは,もう一度解いているのでミスを発見しやすい。

昨日,特進模試の監督をしながら,残り時間が少なくなった時に何をしているのか,注意して見て回りました。

解き直しをしている生徒が多くいました。

そりゃあ,こういう習慣がついていればテストで”大崩れ”はしないわな,というのが昨日の模試監督のときの私の感想です。

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