2025/09/29
先週の土曜日の昼の授業で,北中3年の単元テストの範囲までは終了。授業時間はまだ残っていましたが,授業は進めず,ここまで習ったことに対しての大暗記大会。
(「”大”暗記大会」とわざわざ”大”をつけて書いてしまうのは中2病の現れでしょうか。)
資料問題や記述問題が出題されることが多いですから,覚えただけでは点数にはつながりません。が,しかし,基本的なことを覚えてなければ,お話にはならんわけです。
だから基礎的な事項の徹底暗記を授業内で行いました。
土曜日に夜の授業があったクラスについては,その授業でも暗記。
徹底暗記といっても,「覚えなさい!」とこちらが言っただけで生徒は覚えるわけはない。(中には覚えることに慣れていたり,自分なりの暗記の方法が確立したりしている生徒がいますけれど。)
ということで,教室内を回って生徒に声をかけていきました。
①授業を欠席して,「この単元の授業を受けていない」という人はダイジェストで解説するよ。
②〇〇と△△の区別がつかないという人は説明するよ。
③どうしても覚えられないところは手伝うよ。
上の①。1つの知識と別の知識をつなげて”全体像”がわかっていた方が覚えやすいので,つながりや全体像がわかるように説明。言葉の説明でわかりづらければ,たとえ話や図解で説明。
上の②。男女雇用機会均等法と男女共同参画社会基本法,ダイバーシティとインクルージョンなど,テストのときに”逆”を書いてしまう生徒が少なからずいます。どこで区別すればいいかを説明しました。
上の③。例えば,憲法の条文などについては,そのままの形で出題されますので,わかるわからんじゃなくて(もちろん意味は説明していますが)まずは覚えないといけいない。けれども,なかなか頭に入っていかない。
そんなときには手助けを。
その生徒の近くに行き,他の生徒の迷惑にならない程度の声で,その生徒に向けて憲法の条文等を1分間 呪文のように唱え続ける。そして「どうしても頭に入っていかない事柄は,これと同じことを自分でやってみよう」とアドバイス。(坊さんが なぜあんなにも長いお経を暗記できているのかというと,それは毎日 唱えているからでしょう。)
という感じで暗記大会を進めましたが,1日やったくらいじゃたりません。継続的に塾に来たときに必ず1枚は確認テスト(一問一答でランダム形式)を解くように指示しています。
体調不良や用事等で土曜に欠席した人に対しては,授業内または授業外で,授業内容をダイジェストで解説します。また,覚えるための助力もしていきます。
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