北浜校ブログ

2025/07/04

寸暇を惜しむ  大田

ほんの少しの時間

寸暇(すんか)とは,ほんの少しの時間やわずかな暇という意味です。惜(お)しむとは,大切にして無駄にしたくないという意味です。

寸暇を惜しむは,”ほんのわずかな時間も無駄にすることなく,何かに熱心に取り組む様子”という意味です。

部活を引退した受験生は,通常授業や個別授業の前後に塾で自主勉したり,トコタイム(校舎開放時間)の開始時刻から塾に来て勉強に来てテキストを解いています。

寸暇を惜しんで勉強をしています。

夏のテキストの1冊目が終了し,2冊目に取り組んでいる生徒が何人もいます。

質問対抗

トコタイムが午後5:30からのときには,午後5:00までに校舎に行くようにしています。この暑い中,徒歩や自転車で塾に来て,教室の中が”熱帯”みたいだったら,ちょっと萎えますよね。生徒が来たときに部屋の中が涼しいように,校舎に到着したらすぐにエアコンのスイッチを入れるようにしています。

その後で様々な準備をしてから,玄関を掃除する,自宅よりも念入りに。5時半の前後に受験生がやってくる。6時から小学生の授業があるのだけれど,それが始まるまでの約30分間を無駄にしたくない。また,小学生の授業が終わってから,中学生の授業が始まるまでの約40分間を無駄にしたくない。

だから,この時間に自主勉をしている生徒を見て回り,声をかけています。手が止まっているようだったら,「自力でいけそう?」と声をかけています。

社会と国語だけではなく,他の科目の質問にも答えています。

ただ単に答えを教えるのではなく,こちらがどのように考えて答えを出したのかを話し,どのような考え方をすればいいのかアドバイスし,ホンマに伝わったのかどうか確認しながら質問対応しています。

生徒もこちらも

受験生はもちろん,その他の生徒も,寸暇を惜しんで勉強してほしい。時間は有限で貴重な資源ですから。

そしてこちら側も寸暇を惜しむ。ちょっと手のすいた3~40分の時間を無駄にしない。できるかぎり生徒に声をかけていっています。自分から進んで質問するタイプの生徒とそうでないタイプの生徒がいますので,鬱陶しく感じるかもしれないけれど声をかけています。

受験生と一緒に勉強できるのはあと8か月。説明する・質問対応するということで個人個人にさける時間は,1日ではほんの少しかもしれない。けれども,それが8か月分 積み重なれば大きなものになると信じて生徒に接していきます。

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