北浜校ブログ

2025/07/01

そみん しょうらい  大田

なごしのはらえ

今日から7月。昨日,6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」。

なごしのはらえ は,一年の折り返しとなる6月30日に全国各地の神社で執り行われる行事。

この神事では,茅(ちがや)という植物で編まれた大きな輪(茅の輪・ちのわ)をくぐり、半年間の罪や穢れを祓い清めます。

もう,一年の半分を過ぎてしまったのか!!!

あっという間に半年が過ぎたということは,次の半年も同じように過ぎるのかも。

受験まで,勉強できるのはあと8か月。

勉強に”全振り”できる状況になった人は,本気で取り組んでいかないし,私自身もつぎの半年は今まで以上に生徒の成績が上がるようなことをしていかないといけない,などと考えながら,茅の輪をくぐってきました。

「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」という和歌もあるらしい。まあ,千年も生きたいなどとは思わないけれども。

無病息災

茅の輪をくぐるときに「蘇民将来(そみんしょうらい)」と唱えながらくぐる〔左回りする〕とよいらしい。

蘇民将来とは人の名。

スサノオノミコトが旅に出て道に迷ったとき,蘇民将来に一夜の宿を借りた。蘇民将来は貧しかったものの,スサノオノミコトを厚くもてなした。スサノオノミコトは恩返しとして茅の輪のお守りを授け,蘇民将来の一家の人々の腰に付けさせた。その後,村に疫病が流行したが,蘇民将来の一家のものだけは無事だった。

という伝説がある。

それ以来,茅の輪には,疫病退散・無病息災を叶える力があるという言い伝えになったそうな。

私自身,病気になることで生徒の皆さんに迷惑をかけるわけにはいきませんし,なにより,生徒の皆さんは心身の健康があってこその勉強だと思いますので,「そみんしょうらい そみんしょうらい」と唱えながら茅の輪をくぐってきました。

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