2025/06/13
学校で期末テスト・実力テストが終わって,桐光ではまたテスト。
中3生は実力確認テストを実施します。中1と中2は第2回の桐光模試。
「学校のテストが終わったけれど,桐光のテストに向けてまた頑張っていかにゃいかんよ」ということを授業の中で生徒に話をしました。
なんでそこまで勉強しないといけないのか?
最大の理由は,自分の進みたい”進路”に進めるようにするため。
それとともに私が勉強すべき理由として考えていることは
自分の中にある”眠っている部分”や”埋もれている部分”を掘り起こすため ということです。
何回かブログに書きましたが,昨年の5月の中旬から,毎日ウォーキング&ジョギングを継続しています。
もともと私は走るのが大嫌いです。どこの高校を受験するか決める時に,その高校のマラソン大会が楽かどうか(できればマラソン大会がない高校)ということを1つの判断材料にしたくらいです。
で,50ウン歳にして走ることを始めたら,1年以上続いた。
今までの50数年間の人生の中で,自分自身の”眠っていた部分”,”埋もれていた部分”。それをこの1年で発掘できたような気がします。
それがうれしい,たのしい,おもしろい。
本物の喜びや楽しさっていうのは,自分の外側にあるんじゃあなくて,もしかしたら自分の内側にあるのでは?と最近感じています。自分の外側にあるものは求めても得られるかどうかはわからないけれど,内側にあるものは求めて得られる可能性が高いですし。
メーテルリンクの『青い鳥』ではないけれど,幸福を感じるものは遠くにあるのではなく,案外身近にあるのかもしれません。
生徒のみなさんが勉強するのも同じことかもしれません。
勉強を通して,今まで自分ができなかったことをできるようにする。わからなかったことをわかるようにする。そうしていくなかで,自分の中の”眠っていた部分”,”埋もれていた部分”を掘り起こす。
そういう経験を積み重ねていくことで,自分に自信が持てる。満足感が得られる。その経験が大人になっても役に立つんじゃないかな。
”自分探し”をするのに,どこか遠くへ行く必要はなく,身近にあるやるべきことー勉強や部活,習い事などーを頑張ればいいんじゃないかな。
その”自分探し”の手伝いができるように頑張らにゃならんなと,最近はそんなことを思っています。
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