北浜校ブログ

2025/05/04

卒塾生の言葉から 大田

大人になったなぁ

5/2(金)の授業後に卒塾生の3人が北浜校を訪ねてくれました。3月に高校を卒業し,進路を報告しに来てくれたようですが,訪ねてくれた日に私は北浜校にいませんでした。

私と話ができなかったので,話をするためにわざわざ訪ねてくれました。3日から連休で帰省して久しぶりに友人と会い,ついでに桐光に行かない?と相談して来てくれたようです。

しばらく見ないうちに顔が大人になったなぁ。最初見たときに誰だかわからなかった。背も伸びた。

いろいろ話していく中で3人が口を揃えて言っていたのは,桐光に通ってよかったということです。その理由は,勉強をすることが当たり前になったからということらしい。

ココに通っていった頃は,辞めようと思ったこともあった。けれども,頑張って続けていたら勉強をするのが”普通”になった。それが高校に入ってから役に立った。長時間の勉強に対する抵抗感が薄れたので,高校1年の頃には考えられないような進路に進めた。ということを言っていました。

大人になったなぁ。何を言えば相手が喜ぶのかということを忖度できるほどに(笑)。

まあ,社交辞令として受け取るのではなく,本心であると受け取るようにします。実際,この言葉を聞いて非常にうれしかったですし。

なぜうれしいのか

桐光は学習塾ですので,”結果”を出さないといけません。多くの生徒が通ってくれているのは”結果”のためです。ただ,”結果”だけでなく”過程”も大切だと私は思っています。志望校合格という”結果”を求めての努力や継続の”過程”が。

漫画やドラマの結末は非常に気になりますが(どうでもいいが『ガラスの仮面』の結末をもう何年待っているだろう?),最終回だけを見ても何もおもろくない。途中の紆余曲折があるからこそ最終回が盛り上がる。

受験も同じようなもので,”結果”から学ぶこともあるけれど,”過程”から学ぶことはもっと多い。桐光で高校受験のための勉強をする過程の中で,努力をすること,それを継続することを身につけられたのなら,そんなうれしいことはないです。金曜日に聞いた卒塾生の言葉がうれしかったのはそういう理由です。

”結果”と”過程”ということを考えていたら,ジョジョの奇妙な冒険 第5部の名言を思い出しました。(”過程”を消し飛ばして自分にとって都合の良い”結果”だけを手に入れる,第5部のラスボスの能力に対するアンチテーゼ)

そうだな・・・私は『結果』だけを求めてはいない

『結果』だけを求めていると

人は近道をしたがるものだ・・・・・・・

近道した時 真実を見失うかもしれない

やる気もしだいに失せていく

大切なのは

『真実に向かおうとする意志』

だと思っている

向かおうとする意志さえあれば

たとえ今回は犯人が逃げたとしても

いつかはたどり着くだろう?

向かっているわけだからな

・・・・・・・・違うかい?

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