2023/05/01
休み期間中。健康と節約のために自炊をしております。
外食ばかりになると健康にあまりよろしくない。血糖値に関していろいろとお医者様から言われておりますゆえ。
唐の勢力を衰えさせたのは節度使(高校の世界史で習います)で,糖の勢力を衰えさせるのは節度ある生活です。
詳しくはこちら⇒安史の乱 – Wikipedia
料理と申しましてもたいしたものは作っていません。それでもやはり準備は大切。
手際よくやるには,準備とともに計画も必要です。
同時並行してやらなければいけないものがあります。順序も大切です。その順序に合わせて調味料などをどこに配置しておくのか考えることも必要です。料理開始から終了までの手順を把握しておくことも重要です。
そういう計画をしっかりしておかないと料理を始めてからあたふたしてしまうことになってしまいます。
料理をしていて学ぶことは多いです。
料理と授業は似ています。
料理の場合は何を作るのかを考えて食材を用意します。授業の場合は教材。
開始から終了までの手順や流れを最初に考えておくのは料理も授業も同じ。
味がしっかりしみ込んでいるのかということや火加減の確認を怠ると,せっかく用意した食材が台無しになるのが料理。
こちらの伝えたいことが生徒にしっかり「しみ込んでいる」のかということやその日の生徒の様子(部活や学校行事等で疲れていないか)の確認をしないと,せっかくの教材が台無しになるのが授業。
料理の場合は味がいまいちだなぁと感じたときにはスパイスを効かせる。
今日の雰囲気はいまいちだなぁと感じたときに授業の場合も「スパイス」を投入。授業に関係する余談を入れたり,語呂合わせやダジャレで覚え方を伝えたり。
教科書p17(インダス文明・上下水道などの公共施設が整っていたモヘンジョ=ダロの遺跡)。「校舎に入って左に曲がってすぐに右に曲がると手洗い場とトイレがありますね。トイレと言えば,おべんじょだろ? 授業中にこういうくだらないことを言っていいんでしょうか? いいんだす」
教科書p69(一遍・踊り念仏・時宗)。「踊り念仏って楽しそう。いつやるの? 次週(時宗)。何回やるの? いっぺんだけ」
教科書p192(1894年に日清戦争が始まる)。「いっぱいくうよ(1894)日清焼きそばUFO」
スパイスを効かせすぎると料理が台無しになるのと同様,授業でやりすぎるのもダメだと思っています。
書いているうちに少し恥ずかしくなって参りました。
食材を買いに行くときには,できるだけ新鮮なものを買おうとしますよね。
連休中にできるだけ「新鮮な」教材を準備していきます。
過去の静岡県公立高校入試問題はもちろんのこと,他県などの入試問題をweb上で入手できるものや購入できるものを集めて目を通します。
最近の入試の出題者は,どういう問題を好むのか,受験生のどういう力を試したいのか。そういう出題意図のようなものを探る。
もしも私が学校の先生ならば,最近の入試の「トレンド」を定期テストにも反映させる。定期テストで,ごく一般的な問題ばかりを出題し,入試になったら急に難問,とうい感じになったら生徒が困ります。だから最近の入試の傾向や出題意図を考えることは定期テスト対策にもつながると思っています。
それに加えて,通常授業や個別授業のなかで生徒の手が止まりやすいタイプの問題を塾の教材の中にもところどころ入れる。
それが「新鮮な」教材ということです。現在準備中。
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