2025/04/15
早い高校では,先週から新入生〔希望者〕に対する,高校入試の得点開示が始まっています。早速,何人かの方から,点数を教えてもらっています。
来週以降で教えてもらえる高校もあると思います。新高1生が入試で何点取れたのかということは,これから高校を目指す新受験生にとって非常に重要な目安となります。また,入試で何点だったのかということは,自分自身でも気になるでしょう。
だから,入試の点数を教えてもらう機会を逃さず,教えてもらった点数を私たちに教えてください。点数が書かれた紙を持って,塾に顔を見せに来てくれたら最高ですねぇ。(最高,というのは社交辞令ではなく本音です。社交辞令の意味がわからなかったら辞書で調べてください)
卒塾生の皆さんに教えてもらう入試の点数は,これからの進路指導の重要な資料となります。それだけでなく,私にとっての”通知表”でもあります。
入試の問題を見る。それぞれの生徒について,受験前の様子から考えて,何点ぐらい取れただろうと予想する。もしも,その予想が実際の結果と大きく違っていたら,私には”見る目”ないということになる。『生徒の実力の量を見誤っておったとは!』(マンガ『蒼天航路』の張譲のセリフの真似)。
また,入試で”勝つ”ために1年間受験生を指導してきました。やってきたことが勝つために役に立っていたのか,もしもそうでないのなら,これから何を変えていかないといけないのか,を考えるきっかけになります。自分の”お気持ち”ではなく,入試の得点という客観的な数字によって1年間を振り返る。
そういうわけで,受験生の入試得点は,私にとっての通知表のようなものです。
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