2025/03/29
3月も下旬ということで,昨日は暖かい日でした。昨日の昼は,暖かいというよりも,少し暑いと感じました。特に,昼個別を行っている教室の中では,そう感じました。朝に確認した天気予報では,最高気温が23℃となっていました。
そして,夜の授業が終わり,送迎誘導のために校舎外に出てみると,少し肌寒く感じました。帰宅するときに車に乗って気温を確認すると気温は15℃
気温と,それに対する感じ方について考えながら,ハッと思うことがありました。
去年の夏に,もしも最高気温が25℃前後の日があったらどうだろうか?
いやぁ,今日は涼しくていいなぁと感じることでしょう。(もちろん,着ている服が違うというのもありますけれど)
今から1ヶ月前に,もしも夜の気温が15℃前後の日があったらどうだろうか?
なんか今日はあったかいなぁと思うことでしょう。
これらはいずれも,”慣れ”が関係していると思います。
真夏の暑さに慣れている身からしたら,25℃は涼しいですし,真冬の寒さに慣れている人間にとっては,15℃は暖かいと感じるでしょう。
そして昨日は,昼の暖かさに慣れたので,夜の気温を少し肌寒いと感じたのでしょう。
人間には,直前に経験して慣れたことを基準に物事を判断する傾向があるのかもしれません。
「最近,あんまり勉強をしていなかった」という生徒にとっては,1時間の自主勉ですらキツいと感じるかもしれません。自主勉をすることに慣れていない/やらないことに慣れていて,それを基準に物事を判断しているわけですから。
そして,キツいからやらないという悪循環。
その逆で,「最近,勉強時間が増えたなぁ」という生徒は,数時間の自主勉を,”普通のこと”と感じているかもしれません。それに慣れているわけで,そこが基準になっているわけですから。
そして,”普通のこと”の基準がどんどん上がっていくという好循環につながる可能性が高い。
昼の個別も,午後からの校舎開放も,すべて,好循環につなげ,自分の中の”普通のこと”の基準を上げていくことを目的にしています。
ということで,今日も1日頑張りましょう。
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