2025/03/24
先週末から昼個別が始まっています。”個別”ということですので,通常授業とは形式が違います。
生徒に問題を渡して解いてもらい,私は教室内をぐるぐる回って,一人一人に説明をしていきます。入試直前の受験生が相手だろうが,中学入学前の新中1生が相手であろうが,それは変わりません。
こんな感じで個別授業をしています
⇒以前書いたブログ記事 https://tokogakuin.com/blog-kitahama/blog/5183/
先週の社会の昼個別は,地理の復習をしました。例えば,季節風と降水量の関係〔新中1〕,アメリカ合衆国の地域ごとの農業〔新中2〕,工場の立地〔新中3〕などの問題を解きました。
上に例として挙げた単元に関しては,”丸暗記”ではなく,”理屈”を一人一人に説明していきました。
”理屈”を説明することで覚えやすくなりますし,忘れにくくもなります。また,実力テストや入試では,丸暗記だけで”意味”がわかっていないと解けない問題がいくつか出題されます。その対策にもなりますので,説明をしていきました。
ただ説明すればいいってものでもなくて,こちらの説明を生徒が”納得”できているのか,私の頭の中のイメージが生徒にちゃんと伝わっているのか,そういうことを確認しながら進めています。
生徒の頭の中にイメージが伝わり,”納得”してもらうために,教科書を開いて地図や資料を見せて説明したり,裏紙に絵や図を書いて話したり,たとえ話をしたりしています。
感覚やイメージを伝える/つかむ ことが大切なのは,何も授業だけではありません。自主勉等で自分で問題を解いていくときにも必要です。問題を解いて丸付けして直しをして終わりってことになっていないでしょうか。
この問題を解くのに必要な知識について,それがどういう内容なのかということを,しっかりとしたイメージとしてつかめていなければ,問題演習の効果が薄れてしまいます。
自分で勉強をするときにも,個別授業で勉強したときのように,わかっていないものを1つ1つ丁寧に確認しながら進めていく。そういう姿勢につなげるための個別授業でもあります。
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