2025/03/06
世間では今日は3月6日ですけれど,桐光では今日が1月1日のようなものです。
世の中には,3月1日が新年度のスタートになっている塾がたくさんあります。けれども,桐光の場合は,受験の前日まで入試の対策をしています。受験前の数日は,受験生に”全振り”するため,受験生以外の授業をお休みにしています。
そのため,受験の終った日が新しい年の始まりになります。新暦でも旧暦でもなく,”塾暦”,いや,”桐光暦”という感じ。
新しい年を迎える日には,これからの1年,どのように過ごしていくのか,何をしたいのかといった目標を立てる人が多いと思います。私もそうです。
未来の目標を立てるためには,過去を振り返ってみないといけません。
生徒に”何を言うか?”ということは大切なことです。けれども,もっと大切なのは,”何をするか?”ということ。生徒に対していろいろと言っといて,自分自身は何もやらない,ということがなかったかどうか?
そして,”何をするか”ということよりも大切なのは,”どう在るか?”ということ。〔授業・質問対応・生徒に頼まれたこと〕を”する”ことに関して,自分のできる最大限のことをしようとしていたか?
「先生」と生徒から呼ばれて恥ずかしくないような対応を”する”ことができていたのか?
”する”ことを通して,「この人は頼れる」と,生徒に思われるような存在であったのか?
この1年を振り返り,上に書いたようなことを考え,今年は去年よりもさらによくなるようにしたいと思いながら,”桐光暦”の1月1日(つまり,新年度のスタート)を迎えています。
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