北浜校ブログ

2025/02/21

教科書を”大切”に使う  大田

2025年4月 新しい教科書

校舎には各科目の中学生の教科書が置いてあります。

自主勉に来た生徒が使えるようにするため,また,学校のテスト範囲の確認をするために置いてあります。

私も使います。

生徒から質問があったときに使います。流れやつながりみたいなものを説明した方がよいと思われるときには私の説明で済ませます。教科書の図や資料を使って質問に答えた方が生徒に伝わりやすいと思ったときには教科書を持ってきて該当ページを開いて説明します。教科書本文を生徒自身が読んだ方がいいと思う場合も教科書を持ってきてページを開き,「ここを読んだらわかるよ」と話しています。

ところで,来年度(2015年4月)から教科書が改訂されます。ただ,歴史と地理の教科書に関しては,新中2はそのまま使います。新中3も新しいものはもらいません。校舎に置いてある歴史と地理の教科書には,あと2年(新中2の受験まで)お世話になることになります。

そういう理由もあって,校舎に置いてある教科書は大切に使わないといけませんね。

大切に使うとは

ものは大切に使わないといけません。それは当然のことです。

けれども,教科書を”大切に使う”とはどのようなことでしょう? キレイに校舎に飾っておくこと? それは違うと思います。教科書はインテリアの一部ではない。

教科書の本懐(ほんかい・本来の願い,本望)とは・・・

使われたらうれしい!!  

それに尽きる と私は思っています。『漫画「バンデット」の足利貞氏のセリフのマネ』

使われてこその教科書です。北浜校に通っていた先輩たちも使った,今の受験生も使っている,自主勉に来た中1や中2の生徒も使っている,そして私も教科書に触らない日はないくらいに使っています。

教科書もここまで使われたら,「以て瞑すべし(もってめいすべし。ここまでできたのだから,本懐をとげることができたのだから,安心して,その役目を終れる という意味)」『テレビドラマ(1985年放映)「忠臣蔵」の公弁法親王のセリフ』といったところでしょうか。

ただ,歴史と地理の教科書はまだ使いますので,まだ”瞑して”もらったら困ります。授業が終わった後に掃除や片づけをしながら,入試が近くなってきたこともあり,「いつもありがとう,受験生に力を!」と,地歴公民の教科書3冊を本棚に整頓しながら,心の中でつぶやいています。

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