2025/02/14
「六日の菖蒲(あやめ),十日の菊」という言葉があります。古来,五月五日の端午(たんご)の節句には菖蒲を,九月九日の重陽(ちょうよう)の節句には菊を飾る習慣がありました。
六日の菖蒲も十日の菊もどちらも節句に間に合っていません。そこから,「ものごとが時期に遅れて用がなくなってしまうことのたとえ」という意味で使われる言葉です。
現代の生活だったら,「12月26日のクリスマスケーキ」という感じでしょうか。
勉強は節句や行事とは違います。テストが終わっても勉強を続けていかないといけません。いつまで勉強しないといけないの? ・・・ずっとです。大人になってもです。大人になったら「これをやりなさい」という感じで課題が誰かから与えられるわけではありませんが,自分自身で課題を見つけて勉強していかないと世の中から取り残されてしまいますので。
ただ,中1・中2の場合は,テストは1つの節目ではあります。テストごとに,”六日の菖蒲 十日の菊”にならないようにしていかないといけません。
そして受験生は, 節句=入試 に絶対に間に合わせないといけません。ああ,あのときにもっとやっておけばよかった とならないように日々を全力で過ごさないといけません。
毎朝ジョギングをしながら,受験生のためにあと何ができるのか,やり残したことはないかと考えています。
絶対に間に合わせる!!
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