北浜校ブログ

2025/01/25

小学生の国語と受験生の社会   大田

小学生の国語

週の後半は北浜校で小学生の国語の授業を担当しています。

まず,テキストの文章を読んでもらい,問題を解いてもらいます。解いてもらっている間に生徒の書いた解答を見て回っていきます。誰が何をできていないのかを確認し,解説をしていきます。

正解が書けていない,全く答えが書けていない場合がありますが,それにはいろいろな理由があると思います。文章自体が難しくて正解が書けないということよりも,設問の意味を把握できていなくて解けないという場合の方が圧倒的に多いです。だから,そのあたりのことを注意しながら小学生の授業を進めています。

「p〇〇の問1を見てください。今から問1を読みます。」

「この問題を作った人は私たちに何を聞いているかわかりましたか?」(わかっていないようだったら説明)

「問題を作った人はどのように答えてほしいかわかりましたか?」(本当にわかっているか指名して確認)

「それがわかったなら,答えが書けていない人は今 書きましょう。書けている人は自分の答えでOKか確認しましょう」

「問題をしっかり読め!!!」と叫んでも,たぶん生徒はそうしない。毎回同じアプローチで問題を解くことを繰り返し,それが積み重なって「問題(設問)をしっかり読む」ことができるようになると思っています。

受験生の採点をして

現在,受験生に対して模試の数を増やしています。志望校に合わせて模試をしています。そのため,採点業務が非常に多いです。社会の記述問題の採点をしていて,もったいないと思うこと(言いたいことはわかるんだけれど✕にしないといけない)がけっこうあります。

そういう答えには,いろいろなパターンがありますが,設問に合わせた答えが書けていないという共通点があります。それに対して「問題(設問)をしっかり読め!!!」と叫んでもあまり意味はないと思っています。

個人的に話をしていく。毎回同じアプローチで問題に取り組んでいく習慣をつける。小学生の国語の授業でやっているようなことを繰り返していくしかないと思っています。

何はともあれ,そういう部分を改善していけば合格により近づけるので,地道にやっていきます。

 北浜校BLOG 一覧へ 
Page topPage top