2025/01/08
かけ算九九を習った小学生のころ,あることにチャレンジしました。それは九九の答えを全部たしたらいくつになるのか計算して求めること。
九九の表にある数字を1×1=1から9×9=81まで本気でまともにたしていきました。えらく時間がかかりました。
もっとラクに求める方法があることに自分で気づいたり他人に教えてもらったりしたのはずっと後のこと。
ラクに求める方法をいくつか知っていますが,そのうちの1つの方法についての説明を書いたものを張り付けておきますね。
九九の答えをすべて足すと2025になります。今年は特別な年か⁉
2025が45(1+2+3+4+5+6+6+7+8+9)の2乗になっているということは,高校のとき数学の授業で習った公式〔Σ(3乗)のやつ〕を思い出すと自然数の立法(3乗)の和にならん? つまり,1から9までの数をそれぞれ3乗して足したら2025にならん?
公式通りなので当たり前ですが,実際に計算してみたら2025になりました。
今年は特別な年か⁉
2025=45×45という数字になっているけれど,その前は?つまり44×44の年は?
それはいつなのかというと1936年。二・二六事件のあった年じゃん。1936年は20世紀。
じゃあ次は?つまり46×46の年は?
それは2116年。次は22世紀か。
整数×整数になる年は21世紀には1回しかない。それを考えると今年は特別か!?
上に書いたことはただの数字の遊びです。
「今年は特別な年だ!」と毎年そう思ってりゃいいんです。どうでもいい年なんてものはないのだから。
そして自分の力で今年を特別な年にするんだって年の最初に決意すればいいんですよ。受験生はもちろんのこと,来年の受験生もね。
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