2024/12/28
受験生の午後の講習の授業は,毎日午後1:00~4:00まで。
午後4:00~5:00までは問題演習と質問の時間です。
午後5:00でいったん帰宅してから夜に自主勉や授業に来る生徒もいますし,午後6:00や6:30ごろまで勉強して帰宅し,夜に来る生徒もいます。
現在,入試に向けた宿題用のテキストをどんどん進めるように促していますし,25日に実施した模擬試験の解き直しが課題となっていますので,その質問が非常に多くなっています。
午前中に自宅で解いた宿題用テキストの問題や模試の解き直しをしていくなかで生じた疑問などを,授業の前や後の時間で質問する生徒が非常に増えています。
全員が進んで自ら質問するのかというと必ずしもそうではないので,自主勉等で問題を解いているときに,「その問題,自力で解けそうけ? ヒントを出すけ?」などと声をかけています。
毎週金曜日は教師配置の関係で,質問が増えます。
私の担当の社会以外の質問もあります。しかも,この時期に聞かれるのは基本的な問題ではなく,入試レベルの問題です。
質問を受けたときに気をつけていることは・・・
「いつでもWelcome」。生徒が気軽に質問できるような雰囲気をつくろうということです。
「”納得”は全てに優先するぜッ!!(ジョジョの奇妙な冒険・ジャイロ・ツェペリのセリフより)」。こちらが”正しいこと”をいくら説明しても,相手〈生徒〉が納得しなければ意味はないと思っています。
私「この部分が◯◯ということは,こちらはどうなります?」
生徒「△△です」
私「その部分が△△ということは,これはどうなります?」
生徒「□□です」
私「その□□がわかれば答えがでるんじゃないの?」
生徒「あっそうか!」
という感じで対応するようにしています。もちろん,すべての問題がこのようにいくわけではありませんけれど,なるべくこのようにしています。
金曜日には上述の通り質問の数が増えますので,このようなやり取りをしていると質問の生徒が列をなしてしまいます。素早く対応してしっかり納得してもらうために,どういう問いかけ,どういう具体例を出せばいいのか,生徒は何で”ハマる”のか,質問対応をしていくなかで,こちらの勉強にもなっています。
「すでにわかっている人間の,わかっている人間による,わかっている人間の都合のための質問対応」にならないようにするために何をすればいいのか,質問対応のなかでこちらも学んでいます。そこで学んだことが授業をしていくうえでも役に立つ。
昨日の金曜日も質問が多くありました。
ただ,昨日は三者面談を5:00からする予定でしたので,午後4:00~5:00の間でこっそり抜けてその時間に食事(夕食)をしないといけませんでした。(この”チャンス”を逃すと授業後まで食べられない)
他の先生に自主勉の監督を任せてこっそり抜けようとしたら見つかった!!(笑)
質問1人目。(いつでもWelcomeやでぇ~)
質問したいという生徒がどんどん増えていきました。列ができました。
質問5人目。(いつでもWelcomeやでぇ~。でも,ご飯を食べたい)
・・・・・
質問何人目か,20数分後。(いつでもWelcomeやでぇ~。でも,猫を飼いたい←しゃべり疲れて意味不明な心のつぶやき)
まあ何とか時間ギリギリで夕食を食べることができました。
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