2024/11/26
毎朝ジョギングをしながら考えているのは,中3の学調のこと。
いままでの模試やルイモンの生徒の間違いを見て感じるのは,知識の整理がされていない生徒が少なからずいるということ。
授業ではもちろん,質問対応などでも知識を整理しやすいように話はしています。生徒もテキストを解いて知識を増やそうとしています。けれども,知識を”整理”するところまでなかなかたどり着けない。
”整理”はできているのかもしれないけれど,テストという,時間制限などの制約がある場に置かれると,日ごろだったら間違えようのない問題で点数を落としてしまうのかもしれません。
残りの日数で少しでも点数を上げるためには,知識を整理するためのトレーニングが必要で,そのトレーニングとして何をどうやるか。それをずっと考えていました。
休みの日によいアイディアが浮かんだので,すぐに教材を作成しました。
先週末からずっとそれを使って歴史のトレーニングをしています。
知識が増えると,似た内容の事柄が頭の中に入ってきますので,知識の”区別”がつけにくくなります。
その”区別”をつけ,反射的に正しい答えが書けるように訓練をしています。
感覚的にスパッと答えが書けるように。
Don’t think. Feel !(ブルース・リー『燃えよドラゴン』より)
自分の中で”感覚”にまで高められた知識は,記憶喪失にでもならない限り忘れることはまずありません。
コレとアレのどっちだっけ?という状況だとテストのたびに,当たる/外れる というレベルになってしまいます。
迷わないし忘れないという状況にするためには,生徒も根気が要りますし,こちらも根気が要ります。
今やっていることが,もしも学調の得点に直結しなかったとしても,入試には役に立つと思っています。
少しでも点数が上がるように学調までの残りの時間を使っていきます。
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