北浜校ブログ

2024/11/15

次のテストに向けて   大田

次に向けての反省

昨日,東中のテストが終わりました。

テストが終われば反省。テスト対策全体を通して,”時間配分”がこれでよかったかどうか,私自身の反省。

反省したことを次に活かしていきます。

時間は無限にはありません。そして,生徒は社会以外の科目も勉強しなければいけません。

そんな中で,自分自身が行った対策が,時間という資源を効率よく使えていたかどうかなどを振り返っています。

(まだ,テスト結果は全く出ていませんけれども。)

3つの段階

私はテスト対策を3つの段階に分けて考えています。(もちろん実際はもっと複雑ですけれど,とりあえず単純化)。

第1段階 (短期記憶)

短期記憶ができていなかったらテストで点数が取れるわけがありません。頭の中にイメージが湧くように,話の流れが見えるように授業をします。そしてそれが本当に頭の中に入っているか授業内で確認。”(社会に関しては)覚えるのが苦手”という生徒もいます。授業内の様子から,だれがそうなのか,ほぼ把握できています。覚えられないのには覚えられない理由がありそれを取り除くことができれば覚えることができる,と基本的には考えています。授業内の問題演習等の時間で,覚え方の指導をしたり,覚えるのを手伝ったりしています。

この段階は,野球のバッティングにたとえると,”素振り”に当たると思っています。

第2段階 (問題演習・基本)

問題に合わせて,覚えたことを答えられるかチェックしていきます。自分の記憶の中の語句と,問題で問われている内容をリンクさせる訓練。すぐにリンクできる子もいればそうでない子もいます。授業内で机間巡視し,リンクできていない生徒には,ヒント等を出しながら記憶したことと問題とが”つながる”ように指導していきます。

バッティングでいえば,マシーンから出てくる球を打ち返す練習。素振りをしたからといって必ずしも球が打てるわけではありません。

第3段階(問題演習・応用・対応能力)

野球の試合で相手のピッチャーが「今からアウトコース高めのストレートを投げま~す」なんて宣言するわけはない。

ヒットを打たれないように,いろいろな変化球を投げてきたり,球のスピードやコースを微妙に変えてきたりします。

テストの問題もそれと似ていると思います。テストの問題には,”習ったまんま”の問題もあれば,資料などを使って”習ったものと形が違うタイプ”(変化球)の問題もあります。

自分が見たことがない問題が出てきたときに,自分の記憶の中にある内容のどれと関係が深いのか,それとどう”つなげて”いくのかを考える必要があります。

この訓練もしておかないと高得点は望めないでしょう。最近の社会のテストでは,”クイズ王選手権!!”みたいな,単に知識を問う問題が少なくなり,知識を活用できるかを問う問題が増えていますので。

桐光模試・県学調・市学調

テスト対策全体を通して,上記の3段階についてどうだったのか,1つのテストが終了した今 反省しています。

自分としてはBestを尽くしました。

覚えられない生徒にはマンツーマンで上記のような対応をしましたし,非常に多くの質問に答えましたし,「もう1度 授業内容を(個人的に)説明してほしい」というリクエストにも応えました。

ただ,まだまだ改善すべきところがあると思っています。

東中の期末テストは終了しました。中1生は12月に桐光模試1月に県学調,中2生は市学調・桐光模試・県学調があり,中3生はここに書くまでもないことですが,県学調・模試・私立入試・公立入試・・・と多くのテストがあります。

生徒の皆さんも,自分の勉強の改善点を見つけて,次のテストに向けて頑張っていきましょう。

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