2024/09/17
先週末の中2の社会の授業を抜き打ちテストをしてみました。
テストは前回の授業内容から出題。前回の授業では市民革命に関して説明をして問題を解いています。
「市民革命」に関しては小学校では習いませんので,ほとんどの生徒にとっては初めて聞く内容だったと思います。
初めて聞く内容に対して復習をほとんどしていない状態で1週間が経過すると どういうことになるのか?
それを生徒に実感してもらうために抜き打ちでテストをしてみました。
中3生は県学力調査が終わり,次の目標に向けて頑張っています。中2の生徒は来年のことを考えて,今から少しずつでも勉強のやり方・勉強に対する意識を変えていかないといけないと思います。
受験は短距離走のようなものではなくマラソンのようなものです。志望校との差,他人との差はそう簡単には縮まりません。短期間で”成果”は出にくいです。
目に見えるような結果が出ていないときにも嫌にならずに倦(う)むことなく自分の行うべきことを継続する。愚直に継続していき,何か月(もしかしたら1年)が経過して振り返ったときに初めて過去の自分と今の自分との違いが実感できる。そういう境地に達した人が受験を乗り切ることができるのだと考えています。
けれども,中2のころからそういう感じで勉強をしていく生徒は少ないです。学校のテスト前だけ”瞬間最大風速”のように勉強をし,テストが終われば”無風状態”になる。もちろん,”瞬間最大風速”を出せることも必要なことではありますけれど。
少しずつでも継続していく姿勢を身につけてもらうために,「前回授業の確認テスト」を実施していきます。一定の点数に到達していない場合は追試を受けてもらいます。
1つ1つ着実に積み重ねていけば,定期テスト(実力テスト)のテスト期間の勉強も楽になります。また,こういう姿勢は受験生になった時に必要ですし,知識を積み重ねていけば学力の面でも受験に勝ちやすくなります。
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