北浜校ブログ

2024/06/25

望みを誓いにかえる 大田

夏に向けて

1学期の期末テスト(実力テスト)が終わりました。次は県学力調査に照準を合わせていかなくてはいけない中3生。夏休みには自由に使える時間が非常に多くなります。勉強に多くの時間が使えます。そして”やる人”と”やらない人”の差が大きくなります。

”やらない人”の側にならないように,中3生の夏期講習があります。中3の夏を乗り切るのは大変ですが,やるしかないですね。

生徒も大変ですが,私もオジサンになって体力が落ちてきていますので夏を乗り切るためにひと月ほど前から体力づくり。食事は栄養のバランスを考えて自炊し,適度な運動を毎朝しています。

”おすすめ”に出てきた

行儀が悪いなぁとは思いつつ,自宅では,テレビで動画サイトの動画を見ながら食事をしています。特に見たいものがあるわけではないのですが,話す相手がいないのでBGMのかわりといったところでしょうか。

それで,昨日(6月24日)”おすすめ”に出てきたので見た〔聴いた〕のは,『陽だまり』という曲。ずっと昔のアニメ,『めぞん一刻』(原作 高橋留美子さん)の主題歌だった曲。そういえばこの曲は友だちの結婚式に流れていたような記憶があります。

歌詞がとてもいい。歌も爽やかな声でうまいしメロディーも素晴らしいうえに,歌詞が特に天才的。

ああ 僕は 君一人のためだけのひとりぼっちさ

どうすりゃこんな歌詞,多くの人から共感を得るであろうフレーズを思いつくのよ。

しかも歌詞の中には外来語が入っていなくて,ほとんど和語で書かれている。美しい日本語で書かれている。『陽だまり』以外の曲も名曲で,中学生のころに聴いていた友だちが多かったっけ。

作詞作曲はシンガーソングライターの村下孝蔵さん。そういえばこの方はだいぶ前に亡くなっていたよなぁと思いウィキペディアで調べたら1999年6月24日に亡くなっていた。

今からちょうど25年前の今日か。今日が命日なのか! それだから”おすすめ”に出てきたのかな,もしかして。

望み 祈り 誓い

この『陽だまり』という曲は恋愛を歌った曲です。『めぞん一刻』という作品はラブコメですし,この曲は私の友人の結婚式のときに流れていたくらいですし。

ただ,私はこの曲のあるフレーズを聴いて,受験との共通点を見つけました。というか,勝手に私がそう解釈しました。

一番の歌詞に,望みを祈りにかえたら・・・という部分があり,それが二番では,祈りを誓いにかえるよ・・・となっています。好きな人と結ばれたいという”望み”,それが”祈り”にかわり,最後にはこの人と幸せになるのだ,きっとこの人を幸せにするのだという”誓い”に変わっています。(このアニメの最初のオープニング曲が『悲しみよこんにちは』で,これは最愛の人を亡くしたばかりの響子さんの心境を歌ったものであり,最後のオープニング曲である『陽だまり』が,響子さんを思う五代くんの思いを歌ったものであるということに,高校生から大学生の頃の鈍感な私は気がつきませんでした)

望み⇒祈り⇒誓い というのは

受験も同じやで

この高校に行きたいという”望み”がある。そしてその”望み”の気持ちが強くなり,夢が叶うようにと”祈る”。祈ってるだけじゃあなくて夢の実現に向けて最大限努力する。努力を続けていく中で”手ごたえ”を感じる。そしてその実感をもとに,「絶対に行くのだ」という一種の”誓い”や”決意”に変わっていく。受験だけではなくて,人生のほとんどのことはこんな流れをたどっていくのかもしれない。

ちょっとこじつけのような感じもしますが,この曲を聴きながら,こんなことを思っていました。そして,私自身も,「中3生全員が自分の行きたい高校に受かる」という”望み”を”祈り”にかえ,最後には”誓い”にかえていかないといけないなあとも思いました。(そのために準備もするし体力づくりもせにゃあならん)

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