2024/06/14
私は日本人で日本語を話します。では,どうやって日本語を身につけたのだろうと考えたときに,確実に言えることがあります。
それは,聴く→真似して声を出す→書き方を習う→自分で書いてみる→読む という順序で身につけたということです。
言葉をまだ知らないときに,親や周囲の人が話しているのを聴き,それを真似して”言葉らしきもの”を口から出し相手の反応を見て言葉を覚える。そして文字というものを学び,文を読むということを身につけていく。
英語は母国語ではありませんから,上に書いたことと同列に語ることはできないとは思います。”触れる”回数が母国語である日本語と比べて圧倒的に少ないということもありますし。
ただ,言葉を身につけるという上では参考にできると思います。だから,小学生「よみトレ」では月に1度,国語の時間を英語に振り替えて,英語に慣れていくということを実施しています。
言葉を聴いて,それを真似して自分で言って,テキストに書くということを繰り返して英語に慣れるための時間。
「よみトレ」の英語はそういう時間です。
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