2024/06/07
こんにちは。
北浜校で英語指導を担当している相馬です。
少し前のことですが,自主勉していた中3生のプリントを見てみると,画像のように間違えた問題の横にふせんが貼ってあり,日付まで書いてありました。日付の意味がお分かりですか?この問題を間違えた日,ではありません。では何の日付でしょうか?
じつは,この問題の[解き直しをする日付]です。
普通は,この[普通]というのは多くの生徒が,という意味ですが,ほとんどの生徒は問題に挑戦して間違えたり,解き方が分からず書けなかったりした場合,答え合わせの時に正しい答えを見て「あ,そうだった そうだった」と思った後で,自分の答えを消して答えを書き写します。つまりこれが[直し]というものですね。この方法が悪いかと言えばそうではありませんが,自分が出来なかった問題が丸付けの後で出来るようになったかどうかは怪しいものがあります。
この画像のプリントの持ち主である女子生徒は,間違えた問題をあえてその場で直さず,正しい解法を確認した上で後日あらためて解き直しにチャレンジすることにしていたのです。これは昨年度,一番たくさん桐光で自主勉をし,一番たくさん塾で質問をして帰った生徒と同じ勉強のやり方です。ただ勉強時間を多くして問題を解いて〇✕をつけて答えを写すのではなく,「出来るようになったかを確認する勉強」。
彼女は先月実施した二者面談の後でこのようにやり方を変えたそうです。
中3(希望者)の二者面談が昨日で全て終わりました。
面談をした中3は皆,変わるきっかけをもらえたはずです。
しかし本当の勝負はこれから。変化を継続出来たら本物です。
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