2024/04/25
中1は週後半で理科と社会の通常授業。
1学期の定期テストのことが気になりますが,社会の授業は他の学年と違ってゆっくり進めていこうと思っています。ゆっくりと固めながら進めていきます。
成績向上のためには,こちらの説明を集中して聴く力とともに問題演習のやり方を確立することが重要だと思っています。
問題演習のやり方・進め方がしっかりとできているかどうかということは今後の学習成果に大きく影響を及ぼします。
効果的な問題演習のやり方というものを,いつどこでだれに レクチャーしてもらったのだろうか?と自分自身のことを振り返っても 教えてもらった覚えがない。試行錯誤を繰り返しながら自分なりのやり方を作ってきました。
試行錯誤を繰り返すことも大切だと思いますが,1つの型みたいなものを だれかからどこかでアドバイスを受けたほうが無駄が少なくていいと思います。
授業の中でひとりひとりの問題演習の様子を見ていきます。
”型”がある程度できている生徒には改善点があれば伝えていきます。”型”ができていない生徒にはやり方をレクチャーしていきます。
問題演習の様子を見て”速すぎる”と私が感じる場合があります。学習内容がしっかり身についている場合もありますが,問題を解く⇒丸付け⇒直しが”雑”になっている場合もあります。
”速さ”も重要ですけれど,それ自体が目的ではありません。速く”こなせる”だけの実力が身についているのならそれでいいのですが,ただ単に速く”こなす”ことが目的のようになっているのなら注意が必要です。
逆に”遅すぎる”場合もあります。わからない問題が出てくるとそこで手が止まる。熟考しているのならいいのですが,フリーズしているだけならマズいです。
フリーズしている時間が長いと問題を解くのに時間がかかる。わからなくて止まってしまったときにはどうするのか?どうすべきなのかを全体向けで話してもなかなか本人に伝わりにくい。だから授業中の問題演習のときに個人的にアドバイスしていきます。
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